心の病をしっかり直そう【うつ症状を把握して対処が大切】

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鬱のセルフチェック

疲労

鬱のセルフチェック

厚生労働省の発表では、平成8年から平成23年までの間に、うつ病を含む精神疾患の患者数は、およそ100万人も増加しているとのことです。そして、うつ病で医療機関にかかっている人の数は、2008年時点でおよそ100万人、医療機関にかかっていないうつ病患者を含めると、その数は300万人にも及ぶと言われています。これは日本人の約40人に1人が鬱病を発症しているという計算になります。鬱は現代病とも言われますが、今や私たちにとって非常に身近な病気となりました。誰でもなり得る病ということで、多くの人が、うつ病のセルフチェックについて知識を持ちつつ、適切な対処法を身に付けることが大切です。鬱病のセルフチェックポイントとしては、「心の疲れ」、「ストレス」を感じるかどうかが最初のチェックポイントとなります。心の疲れは体の疲れとは異なり、思考が後ろ向きになる傾向にあります。ネガティブ思考が頭から抜けない場合は、心が疲れている証拠であり、うつ状態である可能性が高いのです。

不安や焦りの感情

また「不安」や「焦り」といった感情も、チェックポイントの一つです。嫌なことばかり考えるようになると、将来のことが心配になります。呼吸が浅くなるため、リラックスできない状態が続くのです。そのような状態が続くと、日常的なパフォーマンスに直接影響が出るため、社会性の低下が懸念されます。それがさらなる不安と焦りを呼ぶため、悪循環となります。そのようなことが続くと、うつ病を発症してしまうため、迷わず医師の診断を受けることをお勧めします。また、「自尊心の低下」もチェックポイントとなります。ストレスが蓄積されると、人は自分を責めるようになります。自分を責めることで、自尊心が低下していきます。うつ病になりやすい人は、真面目で律儀な傾向にあるため、他人よりも自分を責めるようになります。そのような状態が続くと、自尊心が低下して、気分が塞ぎがちになり、うつ状態を深めていくことになります。このような症状が複雑に重なりあい、悪循環が悪循環を生むことで、自分の力では心のコントロールが難しい状態に陥ります。そのような状態になる前に、少しでもチェックポイントに当てはまることがあれば、医師の診察を受けるようにしましょう。