心の病をしっかり直そう【うつ症状を把握して対処が大切】

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きちんと治すために

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勝手に止めないこと

うつという言葉を聞いたり、家族、親戚、友人などの身近な人の中にうつだという人も最近では多くなってきました。うつは誰でもなる症状ですが、うつの状態がずっと続くとうつ病と診断されるようになります。うつ病は症状が深刻になる前の初期の段階で治療を開始することが出来れば、回復までにかかる時間も抑えることが出来る可能性が高くなるため、早めの発見が大事です。うつ病の一般的な治療方法は、抗うつ薬と呼ばれる薬物治療を用いる方法です。抗うつ薬を使用するときに注意したいことは、服用を開始してから効果が出始めるまでに、最低でも1週間から2週間程度の時間がかかるということです。そのため、効果が現れないからと医師の指示なしに勝手に服用することをやめないということです。さらに、抗うつ薬だけに限ったことではありませんが、薬の効果や副作用の出方にはどうしても個人差があります。医師の指示を聞かずに、自分勝手に服用を止めることも、量を増減することも危険ですので、絶対にしないようにします。抗うつ薬は毎日きちんと服用することで、うつ病に効果があります。毎日きちんと決まった量を服用し続けることが大切です。

適応しにくい現代社会

現代の世の中では、うつ病にかかる人は想像以上に増える一方です。このようなうつの状態が続く人にとって、「生きることが辛い」という症状が現れることが多いです。しかし、これはこのような患者さんたちだけの問題ではなく、そのような「生きにくい社会」に現代の私たちが住む社会が変わってきてしまったのが原因であると考えられています。事実、現在うつと診断される人は中高年の人だけではなく、若者の患者も数多く現れるようになっています。人は一般的に年齢が若いときには何をしていても、また何を話していても楽しいという軽い躁状態でいることができます。そのため、高校生くらいまでの子どもたちは、大人からすればまったくとりとめもないような話でもはしゃいだり、笑ったりしていることが多いというのは納得できるでしょう。しかし、現代の若者ではそのような子どもたちが減ってきており、拒食や過食、リストカットや他人の目線が気になって電車にも乗れないなどの不安障害などの症状を訴える子どもたちが増えています。これは、これからを担う若者たちにとっても現代社会が生きにくいということだと考えられます。なので、今後は、若い世代の治療に特化した医療機関がでてくることも予測できます。ますます、治療は進化していくことでしょう。